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宮沢賢治研究会

7月短歌読書会

開催日 08.gif 平成27年7月4日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif 渋谷区神宮前穏田区民会館 開会 08.gif 18:00終了予定21:00
 ※第一土曜日です。

※ 夜時間の開催です。

短歌番号47008.gif 「会はてぬラツパ剥げたる蓄音機さびしみつまた丘をおもへり」からになります。担当は村上さんです。

6月第281回例会のご案内

開催日 08.gif 平成27年6月6日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif 千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00 終了予定21:00
会場整理費 08.gif 500円

※ 夜時間の開催です。

発表者と演題
(前半)08.gif  中路 正恒(なかじまさつね)氏
 宮沢賢治のポトラッチ---「祭の晩」から考える
 宮沢賢治には贈与について思索が豊かに展開されているように見える。それは一方では献身への意志の問題として(「銀河鉄道の夜」他)、また他方では明確に誰の意志とも言い難く、また贈与として表わされているとも言い難い贈与の問題として表わされている(「虔十公園林」)。だがそのような贈与をめぐるさまざまな問題の中の目立たない位置に作品「祭の晩」があるように思う。そこには相手を喜ばせたいという純粋な意志が高まり、ある種の熱狂にいたるさまが描かれている。主人公亮二は「着物と団子だけぢゃつまらない。もっともっといゝものをやりたいな。山男が嬉しがって泣いてぐるぐるはねまはって、それからからだが天に飛んでしまふ位いゝものをやりたいなあ」と考えるのである。この贈与は途方もない。ここには相手を喜ばせたいという意志の純粋性が特筆されるが、また同時に競争的、競覇的な性格も見落とし難い。山男からの過剰な贈与・返礼に含まれる気前の良さに対する関係である。ここにわれわれはマルセル・モースが『贈与論』の中で描くポトラッチの本質的なものを見出す。モースはそれを「競覇型の全体的給付」(prestations totales de type agonistique)として規定するが、全体的給付とは「そのすべてを賭して契約する、つまりその所有するすべての物、そのなす一切のものを賭して契約する」(..le clan qui conracte pour tous, pour tout ce qu’il possède et pour tout ce qu’il fait)ことを意味している。われわれは「祭の晩」の亮二の思考のうちにポトラッチ的な贈与の本質を見出すことができるのではないだろうか。そしてまた、そのポトラッチ的な贈与の熱狂を鎮めるための思索を、賢治の作品の中に探りたい。
(京都造形芸術大学名誉教授、宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事)


(後半)08.gif  入沢 康夫(いりさわやすお)氏
 「セロ弾きのゴーシュ」原稿解読の思い出

 校本宮澤賢治全集の編集のために、私と天沢退二郎さんとが、賢治の書き残した全ての詩稿と童話稿に直接当って、賢治の作品の持つ特質の数々に、目を瞠ったのは、1971~75年頃のことですから、もう40年以上の昔になってしまいました。しかし、あの時原稿を見て判明した沢山の新事実から受けた新鮮な驚きは、今も生々しく心に甦ってきます。今回は、その驚きのいくつかを、「セロ弾きのゴーシュ」に話をしぼって、御一緒に再体験してみたいのです。
(詩人、校本・新校本全集編纂担当者)

5月短歌読書会

開催日 08.gif 平成27年5月9日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00終了予定21:00
 ※連休を避け、第二土曜日です。

※ 夜時間の開催です。

短歌番号45808.gif 「雪くらくそらとけじめもあらざれば山のはの木々は宙にうかべり」からになります。担当は大竹さんです。

4月第280回例会のご案内

開催日 08.gif 平成27年4月4日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif 千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00 終了予定21:00
会場整理費 08.gif 500円

※ 夜時間の開催です。

発表者と演題
(前半)08.gif  栗原 俊明(くりはらとしあき) 氏
 なぜ宮沢清六さんは『風の又三郎』を石の彫刻にしたかったのか?
 1981年3月、花巻市のぎんどろ公園に完成した「風の又三郎群像」は宮沢清六さんからの依頼で制作されたものです。制作に参加した安倍和子、金子健二、寺田栄、そして私の4人は、それまで宮沢賢治についてそれほど関心を持っていませんでした。そのような、美大を出たばかりの何の実績もない私たちが、なぜモニュメント制作に携わることになったのか。そして、なぜ『風の又三郎』だったのか。そのころはまったく考えもしませんでしたが、宮沢賢治について少しずつ知識が増えるにつれ、モニュメント制作に対する清六さんの熱い思いが少しだけ理解できるようになった気がします。制作の経緯を簡単に説明させていただき、宮沢清六さんの業績を再確認したいと思います。そして、皆様からの更なるご教示を賜ればと考えております。
(会員、彫刻家)


平成27年度総会(所要30分)


(後半)08.gif  阿部 弥之(あべのぶゆき) 氏
 宮沢賢治『羅須地人時代』実践とその評価

 花巻農学校を突然に依頼退職して、予てより改築工事をしていた下根子桜の別宅に移り住んで、私塾『羅須地人協会』を立ち上げました。
 1926年4月から1928年8月までの2年4ヶ月間の、ここでの農業実践が農民文学者『宮沢賢治』の評価となっています。
 そこで、この協会で宮沢賢治が何を目指してしていたものか。
 実際に取組んだこととは何だったのか。
 何故、突然、辞めてしまわなければならなかったのか。
 農業実践を中心に、私の、この時代の宮沢賢治評価を発表して、皆さまからの教えをお受け致します。
(会員、宮沢賢治花巻市民の会代表)

3月短歌読書会

開催日 08.gif 平成27年3月7日(土) 開場 08.gif 13:00
会場 08.gif 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 13:30終了予定16:30
 ※和室です。

※ 午後時間の開催です。

短歌番号44008.gif 第五日夜「雪融けてひのきは延びぬはがねのそら匂ひいでたる月のたわむれ」からになります。担当は赤田さんです。