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※ 夜時間の開催です。
(後半) 杉浦 静(すぎうらしずか)氏
大正一〇年の〈東京〉体験
―「「東京」ノート」の短歌・スケッチ・散文から考える
「「東京」ノート」中の「〔東京〕」の章は、「歌稿〔B〕」や失われた〈東京のスケッチ〉とも呼ぶべきスケッチ集から抜き出された(と推定される)短歌連作及び短唱(スケッチ)からなっている。このうちの「一九二一年一月より八月に至るうち」の中には、題材の日時がほぼ特定できるものがいくつかある。それらから、この章は書かれた日付順に並んでいると推測される。この章に並ぶスケッチのうち、タイトルの付されているのは「公衆食堂(須田町)」と「孔雀」の二篇のみである。章末に断片的に記された「◎図書館(ダールケ博士)」「◎床屋の弟子とイデア界」「◎」は、この章に入れるはずであった散文作品のタイトルと推測され、それぞれ〈初期短篇綴等〉の「ダルゲ」「床屋」「電車」が対応していると思われる。今回の発表では、これらの複数のジャンルのテクストに表象された、賢治のこの時の〈東京〉体験の意義をあらためて考えてみたい。
(会員、大妻女子大学教授)
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(中間) 総会(30分の予定)
(後半) ものがたりグループ☆ポランの会 彩木香里(さいきかほり)、小川智代(おがわともよ)他 氏
朗読 心象スケッチ『春と修羅』より
ものがたりグループ☆ポランの会は、2004年から、宮澤賢治の童話の全作品上演を目指して活動しています。
宮澤賢治が描いた情景や状況、紡がれた言葉やリズムを物語のまま伝えたいという想いから原作に書かれてあるまま表現することを基本とし、一人で語る「一人語り」、数人で演ずる「語り合わせ」、「朗読」の3つのスタイルで表現しています。
いままでは、ほとんど童話を中心に活動して来ましたが、今回、機会をいただいて、宮澤賢治の「詩」に本格的に挑戦します。一般に通常の話し言葉で構成される「童話」と異なり、「詩」はその一つ一つの言葉に、イメージの凝縮があり、対象作品によっては「音声」に移し替える作業がかなり難しいものもあります。同時に、童話朗読には無かった面白さなども感じているところです。ご期待下さい。
朗読予定作品は、心象スケッチ『春と修羅』より、序、春と修羅、小岩井農場パート7(部分)、小岩井農場パート9、岩手山、東岩手火山(部分)、無声慟哭、青森挽歌(部分)、噴火湾(ノクターン)、不貧欲戒、初版本目次を準備していますが、全体の構成から、ある程度省く可能性がありますので、よろしくお願いします。
(会員)