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宮沢賢治研究会

1月短歌読書会

開催日 08.gif 平成30年1月6日(土) 開場 08.gif 13:00
会場 08.gif千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 13:30終了予定16:30

※ 午後時間の開催です。

短歌番号71608.gif 石丸博士を悼む「さりげなくいたみをおさへ立ちませるそのみすがたのおもほゆるかも」からです。担当は本田*さんです。*「山猫通信206号」では担当を小田部さんとお伝えしていますが、変更となりました。

12月第296回例会のご案内

開催日 08.gif 平成29年12月2日(土) 開場 08.gif 13:00
会場 08.gif氷川区民会館 開会 08.gif 13:30 終了予定16:30
会場整理費 08.gif 500円

※ 午後時間の開催です。お間違いの無い様にご注意下さい。
※ 氷川区民会館は、JR渋谷駅と恵比寿駅の中間にあります。両方の駅から歩けない距離ではありませんが、主に渋谷駅からのバスをご利用されるとよろしいでしょう。バス乗り場は案内図をご参照ください。

発表者と演題
(前半)08.gif  石島 崇男(いしじまたかお)氏
 『セロ弾きのゴーシュ』から「第九交響楽」を消して…
  -より高い文学性に向けて-

 『セロ弾きのゴーシュ』の中で、金星音楽団が演奏する曲は、最終的に「第六交響曲」になるが、〈かくこう〉が登場するシーンでは、初案は「第九交響楽」だった。ベートーベンの「第九(交響楽)」に込められた Durch  Leiden  Freude(苦悩を突き抜けての歓喜)の意識には、賢治も強く共感し、『農民芸術概論綱要』の中にその曲の歌詞を用いたほどである。賢治がそれほど大切に思っていた「第九」を消して、「ほ(ん)たうの唄」に改め、さらにそれも消して「第六交響楽(曲)」にするについては、相応の理由があったはずである。その理由とは、より高い文学性を表現したいためだった、と私は思っている。そのことを、『銀河鉄道の夜』の第三次稿から最終第四次稿への推敲の意識にも触れ、また、天沢退二郎氏の「「ゴーシュ」という命名をめぐって」の論も援用させていただきながら、述べてみたい。
 (会員、栃木県・かぬま「どんぐりと山猫」の会代表)


(後半)08.gif  栗原  敦(くりはらあつし)氏
 宮沢賢治妹岩田シゲ回想録のことなど

 すでに二年以上前の「賢治研究」125号の「資料と研究・ところどころ⑰/岩田シゲ回想録のひとこま・イチさんの「宝塚少女歌劇」観劇」で予告したまま、今日にまで至ってしまっていた『屋根の上が好きな兄賢治と私 宮沢賢治妹岩田シゲ回想録』(蒼丘書林)がようやく刊行の運びとなりましたので、その内容の紹介と、賢治理解を深める上での意義や、編集の途上で判明したことなどについて、報告いたします。
 (会員、実践女子大学名誉教授)

11月短歌読書会

開催日 08.gif 平成29年11月4日(土) 開場 08.gif 13:00
会場 08.gif千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 13:30終了予定16:30

※ 午後時間の開催です。

短歌番号70608.gif 「うちくらみとざすみそらをかなしめば大和尚らのこゝろ降り下る」からです。担当は須長さんです。

10月第295回例会のご案内

開催日 08.gif 平成29年10月7日(土) 開場 08.gif 13:00
会場 08.gif千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 13:30 終了予定16:30
会場整理費 08.gif 500円

※ 10月から開催時間帯が午後時間に変更になります、午後時間の開催です。お間違いの無い様にご注意下さい。

発表者と演題
(前半)08.gif  松岡 康子(まつおかやすこ)氏
 「野の師父」と湯口の篤農家 松岡機蔵

 今回発表の機会をいただき、例会記録をあらためて見直し、とりあげようとしている土佐啓一氏の「野の師父考」が、昭和40年12月、例会の第1回目の発表であったことに直前になって気づいた。前回までの例会の発表タイトルも目を通したが「野の師父」の文字が見あたらず、約50年ぶりのテーマとなるかもと思うと緊張で眠れない日々を過ごしている。
 自分の先祖のことが書かれた氏の論文があると知り、当時の発表資料を求めて本研究会を訪れたのは約2年前。その資料にはまだお目にかかっていないが、ほぼ同じ内容にあたるであろう論文「賢治の農事詩とその背景」に、この春たどり着くことができた。
 本発表では、前述の土佐氏の論文と、「四次元」194号に掲載された小沢俊郎氏の「『野の師父』と異稿」を読み直し、武士から帰農し篤農家とまで認められるようになった松岡機蔵が、はたして野の師父のモデルとなる人物であったかという点にせまりたい。機蔵の農業や教育への取り組みが、宮沢賢治作品に影響を与えた可能性について、身内だからこそ知り得たこともあると考え、僅かでも誰かの役に立つことがあればと願っている。
(会員)


(後半)08.gif  相原  勝(あいはらまさる)氏
 宮沢賢治「どんぐりと山猫」― 国柱会と法華経

 多くの人にもっとも親しまれている賢治童話のひとつ、「どんぐりと山猫」。ユーモアと遊戯性と明るさに満ちあふれた、実に楽しい作品である。そして、当然のことながら、これまで、多くの解釈もなされている。しかし、それらの解釈を参考にしながら、このお話を、なんとか整合性をもって理解しようとしても、残念ながら、ますますわけがわからないものになってゆくばかりである。
 そこで今回、これまでほとんどなされていないのであるが、この作品の成立時期とともに、その頃の作者の童話創作の思いに即してこの作品を解釈してみようと考えたのである。「成立時期」との関係で読むとは、狂信的ともいえる国柱会(田中智学=日蓮主義)への賢治の帰依とのかかわりと、法華経(とくに如来寿量品)帰依による「法華文学」創作の思いから読んでみようということである。そして、このことを通して、この童話が、童話集『注文の多い料理店』の巻頭に置かれた理由や、「ドリームランドとしての日本岩手県」の意味や、「心象スケッチとしての童話」ということもまた、とらえ直してみようとかんがえたのである。
 (会員、ドイツ文学研究者)

9月短歌読書会

開催日 08.gif 平成29年9月2日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00終了予定21:00

※ 夜時間の開催です。

アンデルゼン氏白鳥の歌69008.gif 「聞けよ」(HORE)「また月はかたりぬやさしくもアンデルゼンの月はかたりぬ」からです。担当は梅田さんです。