10月第277回例会のご案内

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開催日 08.gif 平成26年10月4日(土)
会場 08.gif  千駄ヶ谷区民会館
開場 08.gif 13:00
開会 08.gif 13:30 終了予定16:30
会場整理費
08.gif 500円

※ 昼時間の開催です。

「夜時間」とは4月から9月までの期間を18:00から21:00までの開
催とするもので、ちなみに10月から翌年の3月までは「午後時間」と称
し13:30から16:30までの開催時間としています。

発表者と演題

■(前半) 大角  修 氏
  宮沢賢治と華厳の海

■ 臨時総会

■(後半) 中地  文 氏
  大正十年の賢治と「あまの川」「雪渡り」

■(前半) 大角  修 氏
 宮沢賢治と華厳の海

 「スールダッタよ、あのうたこそはわたしのうたで、ひとしくお
まえのうたである。いったいわたしはこの洞に居て、うたったので
あるか考えたのであるか。(中略)そのときわたしは雲であり風で
あった そして、おまえも雲であり風であった。」
 賢治の文学はキリスト教や東北の風俗をも表現に取り込んだ幅広
いものだった。仏典も法華経に限らない。この「竜と詩人」の一節
は華厳経の世界を思わせる。もしかしたら賢治の創作のヒントに
なったかもしれない華厳世界の幻想的なイメージを取り上げたい。
(宮沢賢治研究会会員、宗教評論家。著書に、『「宮沢賢治」の誕
生』『イーハトーブ悪人列伝』など。)

■臨時総会
 会長、事務局長、「賢治研究」編集長他の退任表明に伴い、役員
改選を行います。
■(後半) 中地  文 氏
 大正十年の賢治と「あまの川」「雪渡り」

 大正十年に賢治が東京で何を考え、どのような活動をしていたの
かという問題については、残されている情報が少ないなか、いくつ
もの論考が提出されてきている。しかし、同年七月十三日消印の関
徳弥宛書簡に記された「これからの宗教は芸術です。これからの芸
術は宗教です」という表現と、当時の賢治の創作との関係をはじめ、
まだ検討すべき課題は残されているのではないか。本発表では、大
正十年になぜ童謡「あまの川」、童話「雪渡り」が執筆・発表され
たのかを問うことで、賢治の滞京時の活動と思考の一端を探ってみ
たい。

(宮沢賢治研究会会員、宮城教育大学教授)

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