6月第257回例会のご案内

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開催日 08.gif 平成23年6月4日(土)
会場 08.gif  渋谷区立商工会館
開場 08.gif 13:00
開会 08.gif 13:30 終了予定16:30
会場整理費 08.gif 500円

※ 地震の影響により4月の例会を中止したことから今回は第257回例会となります。

また、本来夜間開催のシーズンとなっているはずですが、渋谷区の公共施設の確保が困難な状態で、午後時間のまま開催します。


  ※ 会場案内図


     演題と発表者
 【前半】 構 大樹 氏 賢治書簡「200」における二つの『春と修羅』像
 ※ 総会(4月に出来なかったのでここで行います。)
 【後半】 萩原 孝雄 氏 宮沢賢治と三島由紀夫再考

   ※「発表概要」は、下の「続を読む:」を参照願います。

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(前半)  構 大樹氏  賢治書簡「200」における二つの『春と修羅』像


 大正13年4月、『春と修羅』は「詩集」として公になった。しかし、賢治は翌年2月9日付の森佐一へ宛てた手紙(書簡「200」)の中で、そのことに対して不満を漏らしている。『春と修羅』は「到底詩ではありません」、と。本発表では書簡「200」において言及された尾山篤二郎、辻潤、佐藤惣之助による批評を中心に、『春と修羅』の同時代的な受容・評価の一端を検討し、賢治によって語られる『春と修羅』とのズレを浮かび上がらせてみたい。
(神奈川県立高等学校非常勤講師)

 ※ 総会(4月に出来なかったのでここで行います。)

(後半)  萩原 孝雄 氏  宮沢賢治と三島由紀夫再考

 啄木や宮崎駿と賢治は似て非なるものです。むしろ賢治は『法華経』を介して石原莞爾、井上日召、北一輝、大川周明、そして時代は下るが三島由紀夫(唯識や天皇)などと通底し彼らと比較されるべきものです。できたら三島の『英霊の声』、『太陽と鉄』、『午後の曳航』、『金閣寺』、賢治の『水仙月の四日』、詩[種山ヶ原]パート二(下書稿一、第一形態)などを読んでおいてください。
(ケイス・ウエスタン・リザーブ大学準教授(Associate Professor)。著書に『宮沢賢治―イノセンスの文学』『北米で読み解く近代日本文学』など。)

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